「紫式部占い」より抜粋
紫式部占いは、性格や相性、前世・来世の生き方、自分に合った香り(アロマ)、風水などを『源氏物語』に登場する27人のキャラクターに当てはめて導き出す、これまでにない新しい占いです。ベースになっているのは、宿曜占星術です。天体の位置や運行をもとに、人間の運命や吉凶を占うことを目的としており、約1200年前の平安時代に、密教の一分野として空海によって伝えられたとされています。この宿曜占星術は、戦国時代にはかの武田信玄、豊臣秀吉など名だたる大名たちが、戦術のサポートをはじめ、大名の配置転換など重要事項を決める際に使っていました。その信頼度合はというと、あの徳川家康が「あまりにも的中するから」という理由で封印し、世に出さないようにしてしまったほど! これだけでも、いかに宿曜占星術の力が強大かということがお分かりいただけるのではないでしょうか。
紫式部は言わずと知れた平安中期の女流作家、歌人です。彼女と同時代に活躍していた「陰陽師」という存在をご存知でしょうか。映画や漫画などに登場することも多いため、一度は耳にしたことがあるのではないかと思います。陰陽師とは、陰陽五行思想に基づいた陰陽道を駆使し、厄祓い、祈祷、占術などを行う職業です。実は、紫式部の生きた平安中期、その陰陽道と同じくらい支持されていたのが当時の上流階級の人々が信じていた「宿曜占星術」でした。宿曜の専門家は「宿曜師」と呼ばれ、国家鎮護にあたる役割を担っていました。
イラスト ふわこういちろう
宿曜占星術では、生まれた日の月の位置によって、27個の「宿」で人間の性質や運勢を分類しています。宿曜占星術がベースとしている旧暦では、月が地球を一周するのに要する日数はおよそ27日。月の軌道を27等分した時間(=1日)に月が宿泊する(=宿る)ことから、宿は「月の宿」とも呼ばれ、宿にはすべてその日の月に近い位置にある恒星の名前が付けられています。『源氏物語』には、人間臭さを持ったさまざまなタイプの魅力的なキャラクターが登場しますが、紫式部はこの宿曜占星術の27宿の性格に当てはめて登場人物を作っていたようです。
「紫式部占い」本書181ページからの「紫式部占い27キャラクター早見表」でご自分のキャラクターが誰かを調べてください。必要なものは生年月日だけです。
本書の30ページからご自分のキャラクターを見つけると性格などがわかります。
「紫式部占い」の第二帖では、各キャラクターの特徴、関係の深い体の部位、オススメのアロマについて紹介しています。第三帖と第四帖ではより深く自分を知ってもらえるよう、各キャラクターとの相性と、縁の深いソウルメイトの関係を一覧で解説しました。そうして、自分のキャラクターへの理解を深めたところで、第五帖では現状を改善するための行動として、九星気学の考え方を取り入れ、お悩みを解消する風水をお教えしています
「紫式部占い」で鑑定や相談をご希望の方は個人セッションを常時開催しています。また、「紫式部占い」の体験講座や仕組みを学ぶ講座などこれから開催していきますのでセミナー・イベントページをご覧ください。