七十二候 「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」
秋の深まりを感じさせる美しい瞬間 この候では、蟋蟀(こおろぎ)が家の近くで 鳴き始め、秋が本格的に到来したことを感じられるはずなのですが、、、
今年はまだまだ秋を感じさせない不安定な天候が続いていますね。
こおろぎと言えば、 秋の夜が静かに、深まってきた証拠。
この静かな音は、日常の忙しさから解放され、心を落ち着ける時間を象徴します。
『心を調えるための優しいシグナル』 学びの秋にピッタリなのが 『紫式部宿曜学』
紫式部宿曜学を伝える際 私が大切にしているのが 「静寂」と「深い内省の時間」です。
忙しい日常では、物事をただ流すように 処理してしまいがちですが、自分自身の 行動や思考をじっくりと見つめ直すことが 非常に重要と思っています。
これは単に物事を考えるだけでなく、 心を落ち着け、本当に大切なことや 見過ごしてきたことに気づくための 貴重な時間
秋は、自然が変化し色づく季節。この移り変わりをただ眺めるだけでなく、 自分自身の内面にも同じように変化の兆しを 見出し、これまでの歩みや行動を 振り返りながら、次に進むべき方向を 見定める機会にしてみませんか⁈
紫式部宿曜学では、季節のリズムと自分の 心のリズムが調和することが大切であり、 その調和を見つけるための時間でもあると 私は考えています。
こおろぎの音に耳を傾けることで、 自然と心が落ち着き、思考がクリアになる そんな時間を楽しんでください。
笑門来福